どーも、かおまるくんです。
本日行われたカンファレンスファイナル
のgame4の感想です。
これまでの対戦成績は3-0でナゲッツがリード。ナゲッツはあと1勝でNBAファイナル進出が決まります。逆にレイカーズは残り4試合全てを勝つ必要があり、その中でも今回のホームコートでの戦いは絶対に勝たないといけません。それでは試合を見ていきましょう。
第1Q、レイカーズはスタメンに調子の上がっていなかったディアンジェロ・ラッセルに変え、八村を起用。序盤はプレーオフでなかなか入らなかったレブロンの3Pも決まり、シュルーダーもエースのマレーからボールをスティールし、レイカーズの流れでスタート。ナゲッツはヨキッチにボールを集め、ゴードンのアリウープを演出する絶妙なパスもあり。ナゲッツは3Pよりもインサイド主体で攻めていた。逆にレイカーズは3Pを軸に攻めていて、その差もあり34-26で第1Qはレイカーズがリード。
第2QはナゲッツがDFをゾーンに変更し、インサイドを固める。しかしレイカーズがキックアウトからのドライブの連発により、逆にゴール下で加点していく。そしてDFではベテランセンターのトリプトン・トンプソンをヨキッチにぶつけ、かなりフィジカルに当たる。が、ヨキッチは巧みにかわしポイントを決める。マレーも徐々にギアを上げ1on1の場面が増えていた。ナゲッツは全員が3Pを打てる布陣となり、中外とパスをまわしてフリーの選手が射抜いていく。しかし、レイカーズもレブロンを中心としたチームOFで点差を1桁に詰めさせず、73-58とさらにリードを広げる。
第3Qはナゲッツが体格差を生かしてフィジカルにシュートに行くシーンが増えた。ゴードン、ヨキッチのリバウンドも含め、インサイドを支配し点差を詰めていく。レイカーズはOFの決め手に欠け、ナゲッツのゴードンやポーターJrの連続3P、ブルースブラウンの要所でのポイントもあり、ナゲッツが一気に逆転し94-83。
第4Q、後のないレイカーズは開始早々にトンプソンの豪快なダンクで流れを戻し、その後はエースコンビの激しい打ち合いとなる。ナゲッツはヨキッチとマレー、レイカーズはレブロンとデービス。この時間はかなり熱かった。しかし、ヨキッチからのパスを受けたゴードンのバスケットカウントのダンク、続きOFではヨキッチの24秒ギリギリでのビッグシュートもあり流れは一気にナゲッツへ。と思いきや、レイカーズの若手ながら強心臓の持ち主であるリーブスの3Pでくらいつく。リーブスは本当に勝負強い。その後はデービスのフリースローもあり、残り1分13秒で同点となる。直後のナゲッツのOFでは激しいルーズボールもあったが、ヨキッチが一瞬の隙をつきゴール下で得点。2点差をつけられたレイカーズはレブロンにボールを預ける。そのまま1on1かと思いきや、パスを選択しミスにつながる。残り30秒でナゲッツの攻めを抑え、残り4秒でタイムアウト。レイカーズは最後の攻撃をレブロンに託す。ドライブからのフィニッシュを狙うが、ナゲッツは2人がかりで守り抜き、最終スコアは113-111でナゲッツが勝利。4-0のスイープでナゲッツがNBAファイナル進出を決めた。
この試合のポイントは、ゴードンのインサイドでの熱くフィジカルなプレイと、勝負所での両エースのプレイの選択の差が大きい。ナゲッツのヨキッチは迷わずに得意のゴール下へ向かい点を決め切る。レイカーズのレブロンは自分でも行けたところをパスをチョイスし、結果的に点が取れなかった。残り4秒の最後の場面では1on1をしたが、その前のセットで行うべきではなかったかと思ってしまう。
なんにせよ八村選手のいるレイカーズは、今シーズンはここで終了となる。八村選手は良い経験となったであろう。来年も頑張って欲しい。
ウェスタンカンファレンスを制し、NBAファイナルに進出を決めたのはデンバー・ナゲッツとなった。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
かおまるくん