どーも、かおまるくんです。
昨日行われたNBAファイナル
『ナゲッツVSヒート』
のgame1の感想です。
引用:マイアミヒート公式Twitter
ついにここまできました、NBAファイナル!!
対戦カードはこちらのチーム。
【ウエスタン・カンファレンス】
デンバー・ナゲッツ(第1シード)
【イースタン・カンファレンス】
マイアミ・ヒート(第8シード)
☆かおまる推しチーム
ちなみに第8シードのチームがNBAファイナルに出場するのは、NBA史上2度目のこと。プレーオフでのナゲッツは安定の強さでしたが、数々のアップセット(番狂わせ)を起こしてきたヒートには期待せざるを得ません!それでは早速見ていきましょう。
第1Qはナゲッツが全ポジションでの体格差をいかしてインサイド中心に得点を重ねる。エースのヨキッチは得意のハイポストよりもアウトサイドにポジションを取り、ヒートのゴール下の番人のアデバヨを連れ出しながらアシストを中心に組み立てる。得点はマレー、ゴードン、ポーターJrに任せている。対するヒートはアデバヨ、バトラー、ビンセントを中心に難しいミドルレンジのシュートを高確率で粘り強く決めていく。最初の12分は29-20でナゲッツがリード。
第2Qはヒートはプレーオフでは定番となってきたゾーンDFを組む。しかし、マレー、ポーターJrが3Pで攻略の糸口をつかむ。外に注目させておき、中へパスをまわし、安定してバランスの良いOFを続ける。ヒートはナゲッツのDFのローテーションミスからのキックアウトを狙うが、3Pは必ずチェックされ確率の悪いミドルレンジからのシュートに誘導される。逆にナゲッツはヨキッチ&マレーの、シンプルながら最強のコンビプレイであるピックアンドロールから得点を重ねる。結果、ナゲッツが59-42の大量リードで前半を終える。正直、この時点で相手のポイントを見極めて、淡々とプレイするナゲッツの姿に今までにない強さを感じる。
第3Q、ヒートがアデバヨを起点にした連続得点で10点差まで詰め寄る。が、直後にマレーの連続バスケットカウントでリードを広げる。そしてヒートが3Pが決まらない中、逆にナゲッツはヨキッチ、KCP、ブルースブラウンの3Pを決めきる。ヒートも単発で得点を重ねるが流れは変わらず、84-65でさらにリードが広がる。
第4Q、ヒートはセカンドユニットのラウリー、ハイスミス、ビンセントが入り3連続3Pで流れを戻しにかかる。一時は9点差まで詰めるが、ナゲッツは全く動じず、ヨキッチを中心に安定したゲームプランを実行してき、終始リードを保つ。最終的に104-93でナゲッツの勝利。点差以上にナゲッツの強さを実感した試合となった。
今回の試合のポイントはシュートの確率の差と、全く焦らず流れを渡さなかった経験。インサイド中心のナゲッツ、アウトサイド中心のヒートという構図通り、FGはナゲッツが51.3%、ヒートが40.6%で試合を通して10%も離れている。ナゲッツが得点効率の悪いミドルレンジへの誘導が成功した結果となった。また何度もヒートが流れをつかみにいったが、ナゲッツが焦らずに淡々と得点を返している姿は、第1シードとして勝ち続けた経験が生きている。
ちなみにヨキッチはこの試合もサラッと27P、10R、14Aのトリプルダブル達成。プレーオフの平均スタッツとしても、29.9P、13.3R、10.3A、FG51.8%、3P47.4%というお化けスタッツを残している。
ヒートとしては気持ちだけでなく、戦略的にも対策
の必要性を感じただろう。なんにせよ逆境からのスタートがヒートの持ち味でもあるので、ここからの巻き返しに期待だ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
かおまるくん