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ナゲッツVSヒート game4

どーも、かおまるくんです。

 

昨日行われたNBAファイナル

ナゲッツVSヒート』

のgame4の感想です。


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引用:マイアミ・ヒート公式Twitter

前回のgame3では、ヨキッチとマレーが揃ってトリプルダブルと大暴れで、ナゲッツがアウェーで勝利。この試合も勝つとNBAチャンピオンへ王手となる。ヒートとしてはこの試合に勝利し、なんとかイーブンに持ち込みたいところ。それでは試合を見ていきましょう。

 

第1Q、両チームともDFが機能しロースコアの展開へ。ヒートはアデバヨのボールプッシュからの速攻。ナゲッツはヨキッチの独特のステップからのフックシュートで、両チームともエースセンターで最初の得点を奪う。その後はKCP、ケビン・ラブの3P等で互角のスタート。ナゲッツはヨキッチとマレーのピックから、マレーがキレキレのステップバック3Pも披露。ヒートはDFをゾーンに早めにチェンジするが、ナゲッツはハイポストを上手く使ってアウトサイドに展開し打開していく。この辺は事前にかなりの対策を取っていたプレイに見えた。しかしヒートもこのままでは終わらず、残り1分でバトラーのシュート、ラウリーの強気な3P、バトラーも終了ギリギリで3Pを決め21-20とヒートが逆転して1Qを終える。

 

第2Q、相変わらず強気なラウリーのシュートでスタート。この辺りの流れを取り戻すプレイはさすがのベテランの味。ナゲッツもゴードンが3Pを返し同点とする。このプレーオフでベンチから大活躍中のダンカン・ロビンソンも3Pを決め、点の取り合いとなる。そしてベンチで休んでいたヨキッチがコートに戻ってからは、一気に展開がヒートアップ。ヨキッチは3Pより外でプレイし、好調のゴードンを中心としたパワープレイを中心としたOFに切り替える。ヒートはドライブからゴールへ向かう合わせでスピーディーに得点を奪っていく。ナゲッツがリードを広げても、ヒートがくらいつく流れが続き、55-51のナゲッツが4点リードで前半を終える。ここまで見ると互角のようだが、ヒートのビンセント、ストゥルースのスタメンガードコンビが得点を取れていない事が気になる。

 

第3Q、ヨキッチ、アデバヨのアタックからスタートし、点の取り合いが続く雰囲気。ナゲッツはヨキッチ、マレーのコンビプレイに好調のゴードンを絡めてインサイド中心で効率よく得点を重ねる。そのゴードン対策にケビン・ラブを入れ、OFでもさっそく3Pを決め流れを変えようとする。セカンドユニットの時間となり、ここで活躍したのがナゲッツブルース・ブラウン。鋭いドライブに3Pと、持ち前の身体能力を生かしたスピード感が半端ない。さらにゴードンもインサイドを支配しつつ、得意ではない3Pまで決めて好調をキープ。86-73とナゲッツが13点リードで最後の12分へ向かう。

 

第4Q、ダンカン・ロビンソンの3Pとバトラーのバスケットカウントでヒートが反撃を開始し、一気に5点差へ。しかしナゲッツはゴードンが相変わらずゴール下で無双を続ける。マレーもキレキレの動きでヒートDFを分断していき、周りを活かしていく。ヒートはダンカン・ロビンソンの3Pの引力を囮にしたプレイで得点を返していくが、ナゲッツのOFの爆発力を止められない。終盤は好調のブルース・ブラウンにボールを集め、1on1で得点を重ねる。ドライブからのダブルクラッチ、3Pと才能を発揮させる。マレーやヨキッチがサポートにまわりながらもこの爆発力。このまま流れは変わらず試合終了。最終スコアは108-95でナゲッツの勝利。

 

今回のポイントはエースコンビ以外の活躍の差。ナゲッツは前半はゴードン、後半はブルース・ブラウンが猛威をふるった。ゴードンはチームハイとなる27P、ブラウンも21Pと大活躍。ヒートはバトラーとアデバヨ以外に目立った活躍をする選手が現れなかった。特にガードコンビのビンセントが2P、ストゥルースに関しては無得点に終わった。3Pのスタッツもヒートは32%、ナゲッツは50%と差が生まれた。

 

これで対戦成績は3勝1敗でナゲッツNBAチャンピオンに王手をかけた。ヒートはチャンピオンになるためには残り3試合全て勝利する必要があり、本当にがけっぷちに立たされた。しかし今年のヒートは、何度もこのような逆境から這い上がってきているので、ここから歴史的な大逆転を見せて欲しい。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

かおまるくん